ノンフロン施工

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ノンフロン施工

環境負荷の少ないウレタンフォームを

中出興業は早くから環境問題に関心を持ち、ウレタンフォーム施工業者としては他に類例のないISO14001を取得するなど、環境維持活動に邁進してまいりました。
専門であるウレタンフォームの環境に与える影響についても、どこよりも真剣に取り組み、会社をあげて努力しています。

ウレタン施工と温室効果ガス

ウレタンフォームは断熱により省エネルギー化を実現する、環境問題に役立つ施工ですが、 施工時にフロン系のガスを必要とする点に問題がありました。
ご承知の通り、環境問題はいまや世界的な問題です。
1997年に決まった「京都議定書」から10年を経て、2008年1月1日から第一約束期間に突入しました。
この第一約束期間では、2012年までの5年間の平均排出量により、日本の目標値である温室効果ガス「マイナス6%」の達成が求められます。
そのため、現在多くの施工現場で使用している硬質ウレタンフォームの発泡剤は、2004年より従来型のHCFCからオゾン層への影響のないHFCに移行しました。
HFCは環境への影響が低い素材ですが、温暖化効果は残っており、温室効果ガスとして削減が求められている原料です。
こうしたことから、ウレタン施工は発泡剤としてHFCも使用しない施工のノンフロン化へ移行していかなければなりません。
中出興業はウレタン施工の専門業者として、他にさきがけて発泡剤に水を使用する原料開発をメーカーと協力して行っており、ノンフロン化の実現を推進しております。

中出興業のウレタン施工

1. 完全ノンフロンなので、環境にとてもやさしい
2. 揮発性有機化合物(VOC)を含んでいないので安全(※)
3. 開発段階よりメーカーとの試験施工を実施し、研究を重ねてきているので、施工のノウハウが蓄積されており、安心・安全な施工ができる

(※)ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・フェノブカルブ・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・エスチルベンゼン・スチレン・クロルピリホス・フタル酸-n-ブチル・テトラデカン・フタル酸ジ-n-エチルヘキシル・ダイアノジンを一切使用しておりません。

ノンフロン施工・開発の流れ

1
原料の開発・改良(メーカー)
施工業者との試験結果を元に、原料を開発・改良します。
2
試験施工依頼(メーカー→中出興業)
開発した原料での試験施工を中出興業に依頼します。
3
試験施工(中出興業)
事前に確認した施工条件を守り、各種数値を測定しながら試験施工を行います。
4
施工結果報告(中出興業→メーカー)
施工結果のデータをまとめてメーカーに報告します。
5
意見交換(中出興業⇔メーカー)
施工結果を元に意見を出し合い、話し合います。
話し合いの内容次第では、施工条件を変えて再試験を行う場合もあります。
6
改善点割り出し(中出興業⇔メーカー)
意見交換を集約して原料の改善点を割り出し、メーカーに開発を依頼します。

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